失敗の数だけ人生は面白い

「失敗」に対して厳しいクソッタレな世の中を打破して「挑戦」をしたくなる環境に変えていくことを目標に活動しています。

【本気の人に聞いてみた】人生のアーティスト、カヤノヒデアキとは?(前編)

本日は、人生のアーティスト「カヤノヒデアキさん」へのインタビュー前編です。


プロフィール

カヤノヒデアキ
秘密結社tuituiの運営、社外無責任役。
大学中退後、漁師、人力車など様々な職を経験した後、現在では人生そのものをアートにするべく生きる。
2015年はパートナーと徒歩リアカーで日本縦断「婚前道中膝栗毛」を敢行。

また、EXILEのそっくりさんとして、笑っていいとも、ものまね紅白歌合戦に出演するなど、カオスな人間。


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(語り手:ヒデアキ 聞き手:りく)

りく:宜しくお願いします。それでは簡単な自己紹介をお願いします。

 

ヒデアキ:カヤノヒデアキと言います。自己紹介がめちゃくちゃ苦手で自分でも何者か分からない。(笑)ざっくり経歴で行くと大学を中退し、そこから色々やり、漁師やったり、人力車やったりとか、モノマネ、EXILEのそっくりさんタレントとしてテレビに出たりとか、その後アーティスト活動をやったりとか日本中を徒歩で縦断したりとか、、喋りながら自己紹介とかになっていったらいいかなー。

 

りく: 分かりました。(笑)現在目標としているものはありますか?

 

ヒデアキ:目標は、、、無いです。目標というものはあまり置かずに生きています。本当に自分自身を生きるというか。なんか目標を持つと結果に求めてしまうんですよね。結果を度外視して単純に今の自分をベストでいようという。なんか目標を立ててしまうのも良いんだけど、目標を立てると僕の中では意識が未来に行っちゃって、それよりもっと「今、今、今」って所に居たくてあえて目標を持たずにいます。強いて言うなら「楽しく生きる」ことが目標ですかね。

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りく:「楽しく生きる」という目標はどこから来たんですか?

 

ヒデアキ:どこからきたのかなー?「楽しく生きる」っていうのを見せてくれたかっこいい大人たちが居て、そのうちの一人が松永真樹さんっていうバックパックウェディングっていう世界中を奥さんと回って色んなところでウェディング写真を撮るっていう変わった人がいて、そういう人が楽しく生きてたんですね。その人が楽しく生きていたら周りも楽しくなって生きてるみたいな。後もう一人は、内山大志という人がいて。彼は毎年富士山の頂上にみんなの夢を集めて持って行くっていう取り組みを行っている人で、それは本当に表面的な分かりやすいところで、彼の意図しているところはもっと深いんだけどね。表面的にはみんなの夢を集めて富士山に持っていくみたいな。その最中に富士山て1個あるじゃ無いですか?他にもなんとか富士って言われているところがあって鹿児島県には薩摩富士ってのがあって、青森には津軽富士っていうのがあって、その両富士から歩いて旅をしてみんなの夢を集めて最後富士山の頂上まで行こうみたいな企画があって、僕はその内山大志と一緒に鹿児島の薩摩富士からリヤカーで2 ヶ月くらいかけて歩いて富士山まで行ったんですよ。その中で彼の生き様をこの企画を通して見せてもらったというのもありますね。

 

 

バックパックウェディング(BackpackWedding)バックパックウェディング(BackpackWedding)

www.fujiyume.com


りく:なるほど。彼らと出会えたことが現在の自分に繋がっているという感じですか?

 

ヒデアキ:そうですね。

 

りく:今日、渋谷で行っていた取り組みのようなアーティスト活動を現在はメインで行っている感じですか?

 

ヒデアキ:そうですね。なんていうか皆アーティストだよっていうのを言いたくて。だからなんか見せる側と観客っていうのをあんまり分けたくなくて。今日渋谷でやった便器を使ったアートの良いところは便器が置いてあって皆それを自由に使ってもらえるんですよね。座ってもらったりとか。なんか立ちションしてる風にしてもらったりとか、、そこで自由に遊んでもらうことによって、それ自体を含めてアートになるのかなと。

 

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りく:お互いの壁(作者と観客という区切り)を無くして楽しめる空間を目指してる感じですかね?

 

ヒデアキ:そうですね。本来は誰しもアーティストであり、芸術家であると僕は思っているんですよ。

 

りく:だけど「僕には無理だ」って感じで決めつけてしまっている子たちもいますよね。僕も含めてですけど(笑)

 

ヒデアキ:(笑)そうなんですよね。世の中の常識だったりとか、、あるじゃないですか何か「こうしなさい」みたいな。30歳になったら大体こうなってなさいみたいな。世の中の常識とかによって逆に皆がデザインされてしまっているんじゃないかなーと思って。

 

りく:なるほど。常識という枠に捉われすぎちゃってるってことですね?

 

ヒデアキ:そうそう。そうするとどうしても人の目とかを気にしてしまうし、何にもできなくなってしまっちゃうから。でも、本当に湧き上がってくるものを絶対に人は持ってると思ってて。それは、もしかしたら誰にも理解されてもらえないかもしれないけど、絶対持ってると思ってて。それを本来表現していければ、絶対に楽しく生きられるし、人を幸せにすることも出来るし。そういう意味で本来は皆んなアーティストだよって伝えたいですね。

 

りく:そういうメッセージ性も含めて今日のような取り組みを行っているっていうわけですか?

 

ヒデアキ:そうですね。まあメッセージ性は最悪伝わらなくても良いんですけど、なんか一緒にこの楽しいのを共有できたらなと思って。最近、秘密結社をつくりたいと思ったんですよ。子供の遊び心みたいな。秘密基地とか秘密結社とか。この前とかダンボールでキャンプしたんですよ。ダンボールで家を作って一泊空き地で寝るみたいな。(笑)そういう遊び心を取り戻したいなと思って。それで秘密結社を作ったら面白いんじゃないかなと思って。今日はその取り組みの一つとして渋谷に便器を置いてみて、秘密結社の悪巧みの一つみたいな。(笑)

 

りく:面白い取り組みですよね。僕も今度秘密結社の取り組みに参加してみたいです!

 

ヒデアキ:ぜひ参加してください!会員募集中なので(笑)

 

りく:ありがとうございます。(笑)是非参加します!

(後編へ続く!!)

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前編では、ヒデアキさんの現在の活動をしている背景についてお伺いしました。

明日配信予定の後編ではヒデアキさんの「人生のアーティスト」になるきっかけとなった出来事や若者へのメッセージなど盛りだくさんでお送りします。乞うご期待!


インタビュアー:りく
文責:りく