【挑戦してみた】初めての東北へのヒッチハイクVol.3
どうも、りくまるぼーいことサイレントテコキングです。
さて、3時間の仮眠をとり目覚め、眠たい目をこすりながら次の目的地に向かおうと腰をあげ昨日頂いたお金で支払いを済ませ、感謝しながら次への行き方を探ります。今回の旅で何がきついかといえば、「寒さ」と「速度制限」の2つです。
特に速度制限にはやられました。次の目的地への行き方を調べるために表示するGoogle mapも表示が遅いわで大変でしたね。はい。
さて、当初は仙台から気仙沼まで約100キロの道のりを2日掛けて歩いて行こうかと考えていた僕ですが、東北の寒さと疲労からくる体調不良により断念しました。でも、電車などの公共交通機関を使わずに気仙沼へ辿り着きたい僕はヒッチハイクという道を選びました。
今回、僕が見つけた場所は仙台駅から徒歩1時間半のこちらの『仙台東IC』
そして目指すべき場所は、目的地である気仙沼市の手前にある南三陸町です。この南三陸町は東日本大震災をテレビなどで取り上げる際によく映されていた防災庁舎がある地です。自分の命を顧みずに最後まで命がけで避難を呼びかけていた町職員の方々には本当に頭が下がります。心からご冥府をお祈りいたします。
「おーい。兄ちゃん。乗ってけやー」
車の台数自体がそんなに多いところでは無かったのでどうなるかと思いましたが、無事にヒッチハイクすることが出来ました。乗せていただいたのは菅野さんご家族。ちょうど僕が目指していた南三陸町にある「学びの宿いりやど」の付近に住んでらっしゃるということでそこまで乗せて行ってくれることに。
1時間半程度で目的地の「いりやど」まで着き、お写真をパシャり。
ここまで乗せていただいたお礼を言い、お別れという時に菅野さんから「夜時間あるならうちの家でお茶でもどうよ?」と誘っていただき、即答で「行きます!」と返事。いりやどでの用事を済ませた後に菅野さん宅にお邪魔することを約束して一旦お別れ。
今回、いりやどに来たのはturtlinkという高齢者へ向けたサービスの一環として活動的なシニア層の方への取材をさせていただくためです。いりやどの方から『そばカフェ風庵』の栗原さんご夫妻や『南三陸町文化財保護委員』の後藤さんを紹介していただき、取材をさせてもらいました。
※Turtlinkは私情により3月末をもちまして抜けることとなりました、取材等にご協力いただいた皆様本当に有難うございました。また、僕の取材に対する準備不足もあり掲載することが出来なかったこと深くお詫び申し上げます。引き続き代表の石川を有するturtlinkの活動へのご協力をお願い致します。
※Turtlinkは私情により3月末をもちまして抜けることとなりました、取材等にご協力いただいた皆様本当に有難うございました。また、僕の取材に対する準備不足もあり掲載することが出来なかったこと深くお詫び申し上げます。引き続き代表の石川を有するturtlinkの活動へのご協力をお願い致します。
取材をさせていただくという所用も終えたところで、早速お誘いいただいた菅野さん宅へ。息子さんご夫婦といわゆる2世帯住宅のような感じで住んでいてそこには可愛らしいお孫さん達も。
「兄ちゃん、晩飯まだなら食べて行きなよ!」ということで、こんな豪勢な晩御飯をいただきました。
まさにおふくろのような、母ちゃんありがとうと言いたくなるような味。うまい、うますぎる。
菅野さんご家族と団欒すること約4時間。お孫さんと一緒に遊んだり、震災のお話やお勤めされてるご職業のお話などあっという間に時間が過ぎて行きました。特に話の中で印象に残ったのは、東日本大震災を経験した被災者の多くの方が自衛隊に対して本当に感謝をしているということです。災害があった時に自衛隊の方が来て救助をするというのは自衛隊の仕事であるし、ごく普通の当たり前のこととして捉えてしまいそうですが、被災者の方たちにとってそれは当たり前のことではなく希望の光とも言えるものだったみたいです。自衛隊が行った救助活動やインフラの整備、炊き出しなど本当に感謝の連続だったと菅野さんご家族は話してくれました。
別れ際には、気温の割に薄着だった僕のことを心配してくれて上から羽織る作業用のアウターを探し出してプレゼントしまで。本当にここの人たちはどれだけ温かいんだと感動しきりの1日でした。
今日もまた素敵な出会いがたくさん。僕も他人に対して優しさ、温かさを与えられる人間になりたいもんだなー。
〜今日のまとめ〜
・速度制限はつらい
・東北の寒さは身にしみる
・仙台でヒッチハイクするなら仙台東IC
・turtlinkの目指す世界
・自衛隊への感謝
・自衛隊への感謝
・人の温かさは身にしみる