【挑戦してみた】初めての東北へのヒッチハイクvol.2
どうも、服装が引越し屋さんのりくまるぼーいことサイレントてこキングです。
いつ恋をみている方にはきっと理解をしてもらえるでしょう。
前日は失敗におわった東北へのヒッチハイク
過去のヒッチハイカーのブログを遡ること1時間。
ベストに近い場所を見つけました。どこか‥それは埼玉県にある『蓮田SA』
ベストに近い場所を見つけました。どこか‥それは埼玉県にある『蓮田SA』
※間違っても用賀とか行かないように。用賀はあくまで関西方面へのヒッチハイク専用です。
いよいよ始まる東北への旅路。
蓮田から近い大きなSAである『佐野SA』を掲げて待つこと30分
ついに待ち望んでいた瞬間が。
キターーーーー(°_°)ーーーーー!!
拾ってくれたのは奥津さんご夫婦。神奈川県から福島県の会津に向かう途中だったみたいで、息子さんのお話や体育教師として勤務していた当時のお話など会話を楽しみながらあっという間に『那須高原SA』。ここで一緒にパシャりとお写真。
本当に仲睦まじいご夫婦でほっこり。乗せていただきありがとうございました!
さて、大きいSAである那須高原。この時期の平日ということも相まって車の台数がめっちゃ少ない。ここで宿泊することも覚悟しながら『仙台』と書いたボードを持って立つこと30分。。。
キターーーーー(°_°)ーーーーー!!
埼玉から仙台に向かう途中の山田さんたちに拾ってもらいました。ご家族で経営されてる企業のお話など仙台までへの2時間ずっと止まることなく刺激的な会話をさせてもらいました。ぜひ今度またお会いしたいです!
仙台のホテルに泊まるということでそこの駐車場でお別れし、お写真をパリャリ。
ついにきました、東北の都『仙台』
来ただけなのになぜかもうテンションが上がりまくり。
でも、重大なことに気づきました。宿がない!!
考えること0.5秒。
『そうだ。泊めさせてもらおう。』
さっそくボードに書き書き。完成。
こちらのボードを持って仙台駅のど真ん中で立ちました。不思議そうな、可哀想な目で見てくるみんなからの視線に羞恥心で爆発しそうになるのを必死で抑えながら。
すると、1人のおじいちゃんが近寄って来て。『あらー、あんた宿ないのー。困るでないの。ほらお金あげるからどっか泊まりなよー。』と手のひらにのったお金2000円。こんな見ず知らずに2000円って、、どんだけ優しいんですか。
続いて僕と同じ大学4年生の酒井くん。彼からは1000円が。これから東京に入社前研修に向かう途中だったみたいで『ヒッチハイクに憧れている』ということで応援の意味を込めてお金をくださったみたい。今度ぜひ一緒にやりましょう!
そして、現在復興作業に従事しており次の現場まで間が空くのでお家に戻る途中だったという川口さんからも1000円が。
鼻に血まみれのティッシュを突っ込んだ姿でこちらに来た時はビビりましたが、立ち話を1時間程度しました。震災当時に津波に流されたらしいですが、奇跡的に助かったと話をされていました。当時の被災地のお写真も見せてもらいましたが、言葉が出ないくらい悲惨な状況。震災当時は津波での被害はもちろんのことそのあとも大変な状況だったらしく略奪が発生し、被災したお店や家の商品や金庫のお金等が次々と盗られていったようです。メディアではあまり取り上げられていない悲しい現実ですが、被災して混乱しているところに漬け込んでこのような事件が起こっていたことも事実だったようです。
川口さんと別れて再び立っていると4人組の男女が現れ「兄ちゃん、あんた何してんの?おばちゃんがおごってあげるから飲みに行こうよ!」とお誘い。朝の5時まで飲みに連れて行ってもらいました。年上の方たちだと思ってたら話を聞いてみるとみんな20歳の専門学校の学生だったらしく23歳の僕よりも年下で左から「ささ、ゆか、てっちゃん、りな」
20歳の子たちに「MA-1を脱ぐとナダルじゃん!」っていじられる23歳。20歳の子たちに全額出してもらう23歳。新鮮な出会いをありがとう!東京に来た際には美味しいご飯に連れて行きます!
いつものように生活をしていたら味わうことができないような人の優しさに触れ合うことができ、普通に生活していたら会うこともなかったかもしれない方にも会えてその方たちの人生体験だったりの話を聞くことができる。また、自分のこれまでの人生経験を相手の方に話をして「ユアサリク」という1人の人間について知ってもらうことができる。なによりこうした新鮮な出会いがあることもヒッチハイクや1人旅の良さだと改めて実感しながら、満喫に向かい3時間の眠りにつきました。
つづく
〜今日のまとめ〜
・東京から東北へのヒッチハイクは『蓮田SA』がベスト