【本気の人に聞いてみた】POPPINダンサー、yu-ki.☆(ファンファーレ)とは?
今回は国内問わず、海外でも活躍するダンサーさんにお話を伺ってきました!
yu-ki.☆プロフィール
ファンファーレ/ULTIMATE CREW/insfire clan(Korea)
千葉県生まれ北海道育ち。
10歳からストリートダンスを始め、高校生でダンスのために上京。現在は筋肉を弾きながら踊るPOPPINを得意とする。バトルやコンテストや審査員などソロでもチームでも幅広く活動している若手フィメールダンサー。容姿とかけ離れたダンスで注目される。韓国好き女子。
(語り手:yu-ki.☆ 聞き手:安達)
安達:簡単に自己紹介をお願いします!
yu-ki.☆:20歳になりました、ゆうきです。ダンスやってまーす!
安達:現在どんな活動をしているか教えてください。
yu-ki.☆:えっとー、バトルに出たり、コンテストに出たり、審査員をしたり、たまにレッスンをしたりー、、そんな感じです!
(台湾でのバトル動画)
Student Side Final 7 to Smoke | 20130817 FUNKZILLA GAME FINAL - YouTube
(好きなアーティスト)
安達:今現在目標としているものって何ですか?
yu-ki.☆:ダンサーとして、世界のおっきなタイトルを獲りたいとか、やっぱずっと昔から目標にしているのが、自分のダンスで人を感動させたい、泣かせる以外にも自分のダンスを見て喜んでもらったりとか、ハッピーになって欲しいとか、そういう何かしら感動を与えられるようなダンサーになりたいなって。
自分がやっぱりダンス好きだから、人のダンスを見て得るものがめっちゃあるわけ。
だからこの人のダンス見たら絶対泣いちゃうってのもあるし、この人のダンスずっと見てられるぐらい好きっていう人もいるし、この人のダンス見るといつも元気もらえるとか、そういう人になりたい。
安達:どういうきっかけでダンスの道を歩もうと思いましたか?
yu-ki.☆:小4からダンス始めて、初めはバックダンサーになりたいと思ってたけど、どんどんいろんなダンスをして、結局POPPINっていうのやってるけど、なんだろう、、もう中学生くらいからずっとダンスがとりあえず好きで(笑)
安達:そのダンスが好きになったきっかけは?
yu-ki.☆:なんだろうな?(笑)いやなんか、ダンスしかしてなくて、、
安達:自然と?(笑)
yu-ki.☆:うん(笑)ダンスばっかやってて、本当に小学校の時も学校終わってレッスン行ってーとか中学校の時も学校終わってからレッスン行ってーとかそんな日々をずっと送ってたから、とりあえずダンスでどうにかしていきたいっていうのがやっぱりあって、その時からダンサーになるって決めてたから、東京にも出てきて。
安達:とにかくもう好きで続けてきた感じ?
yu-ki.☆:ただ好きなだけ(笑)
安達:純粋に?(笑)
yu-ki.☆:そうそう(笑)
安達:中学時代、高校時代はどんなことやってましたか?
yu-ki.☆:(笑)えっとー、私中学生の時は北海道にいて、高校から東京に出てきたんだけど、北海道にいた時は、、えーと、、何してたかな?(笑)
帰宅部だったし、普通に学校行ってワイワイして、もうほんとそのまま家帰ってレッスン。そんときからそんな感じ。
高校行っても、午前中勉強して、午後は学校でレッスン受けて、ダンスの学校だったから、でそのままバイト行って、で夜帰って。てゆー毎日を繰り返してた。
安達:今まで、挫折とか失敗経験があれば是非教えてください。
yu-ki.☆:なるほどー(笑)でもほんとにこんなダンス好きだけど、ダンスやめようと思ったことが2、3回あってー、ガチでやめようと思ったのが。それがまず中2とかで、北海道にいたときにダンスが嫌になって、バトルとかも全然勝てなくなったりとか、一緒に踊るチームもあったけど温度差があったりとか、いろんなことが重なっちゃってダンスやめようと思ったこともあるし。
あと東京に出てきたとき、バトルにいっぱい出ても勝てない時は「もうダメかも」みたいな。最近もあったし、私は結構波が激しいから、バトルでいい踊りが踊れないのなんか当たり前だし、失敗ばっかだし、本当にやめたいときもあったけど、結局なんだかんだダンスに助けられてダンス続けてる感じ。
安達:そこで立ち直れたきっかけって?
yu-ki.☆:ガチでやめようと思ったときは、レッキンクルーオーケストラの舞台に見に行ったときに、やっぱカッコよすぎて感動もらって「やっぱりダンスは続けよう」ってなって。だからほんとその人たちには恩返していきたいし、、でも大阪だし、ダンスのジャンルも今全然違うからって思ってたけど、やっぱりドミさん(レッキングクルーオケストラのダンサー)とかもたまに会うと、すごい良くしてくれるし、花井さん(同チームのダンサー)も一昨日とか会ってすごいちゃんと見ててくれたりとかしてて。
そういう人のダンスを見て、助けられて、続けてっていうのが結構繰り返しある。そればっかり。だからフォーマーアクションもそうだし。
wreckingcreworchestra.comhttp://wreckingcreworchestra.com
安達:では最後に失敗を恐れて挑戦できずにいる中高生に対してメッセージをお願いします!
yu-ki.☆:失敗しない人生なんてないと思うんですよ。まず。
なんだろう、まあ私もやっぱり何かが怖くて初めバトルなんかそうだけど、何も知らない中で、いきなり出てって、知らない曲で踊って、自分も何するか分からないって本当に恐怖じゃないですかそんなの。何起こるかわかんないじゃん。周りの反応とかも気になっちゃうし、そういうので怖がって、失敗してうわーってなるけど、そこを怖がったら何もできないから。とりあえずやってみようみたいな感じで私もバトルとか出続けたらそれの楽しさがわかって今もうバトル大好きだし、勝ちたいし負けず嫌いだから、負けるとマジで悔しいけど、なんだろう、、失敗したもん勝ちかなって思って。
なんか人にどう思われようと自分がやりたくてやって失敗したならそれは意味があることだから。
次に絶対繋がるじゃん。戦う感じで言ったら負けた方がいい。
失敗して得るものの方が大きいじゃん。
全部やっちゃえやっちゃえーって感じ。ちょっとの勇気だよ!
最後にみんなでパシャり。
編集後記
話を聞いてても急に踊り出すなど、本当にダンスが好きなんだなというのが伝わってきました。
まさに『好きこそ物の上手なれ』という言葉がぴったりな印象。
自分もダンス続けよう!って気持ちにさせてくれました。
ダンサーとして食べてくのはなかなか厳しい世の中、ダンスを何度も途中で辞めたいと思いながらも、ひたすら挑戦し続けている様子は今のダンサーを目指す人たちにも、何か好きなことで食べていきたいという方にもいい刺激になるんじゃないかと思います。
お時間とっていただきありがとうございました!
インタビュアー:あっくん(安達)
文責:りく、せい、あっくん