失敗の数だけ人生は面白い

「失敗」に対して厳しいクソッタレな世の中を打破して「挑戦」をしたくなる環境に変えていくことを目標に活動しています。

【傍観者であるな、当事者であれ!!】

お久しぶりの更新です。

3月に無事に大学を卒業し、4月から社会人。
社会人になってから時間の流れが早すぎる。

「忙しい」に逃げてちゃダメだなとおもい、
改めて「失敗の数だけ人生は面白い」を始めようと思います。

先週の土曜日の出来事で気づいたことがあったので、
それについて書こうと思います。


友達と野球観戦を終えた後にふらふらと
神宮球場から渋谷まで歩き、センター街に差し掛かった時に
変なおじさん。

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センター街入り口のど真ん中で腕組みをし、
ずっと中腰で気張りながら揺れている。なんとも奇妙な光景。

道行く人は、立ち止まっておじさんを指差し写真を撮る。
「これはおじさんを使って面白いことが出来る」と考えて
おじさんの後ろに同じポーズで並ぶことに。

友達に手招きし、僕の後ろに並んでもらう。
すると、近くにいた外国人の観光客の一人が並びだす。
そうするうちにまた一人並びだす。

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あっという間に7〜8人の列がおじさんの後ろにでき、
同じポーズで並ぶ変な集団に興味津々で、周囲はスマホを取り出して、
写真を撮る。

「立ち止まって写真を撮る」ということは
少なからず興味を持っているんだと思い、興奮気味に
手を招いて外国人ばりの「カモン!ジョイナス!」と呼びかけるが、
誰も加わろうとしてくれない。

今回のことからも分かるように「面白い」と感じても、実際に
その輪に飛び込むことが出来る人と傍観するだけに
とどまる人に分かれる。

僕の妄想の中ではこんな風にみんなが列になって
センター街を列をなしてチューチュートレイン出来ると
思ったんだけどなー。

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写真を撮るくらい「面白い」って思ってくれてるなら
一緒に意味のわかんない変なことやろうよ、そこに飛び込んでみようよ。

「面白い」と思ったことに対して素直に飛び込める人が増えると
もっと世界は面白く出来ると思うし、そういう「好奇心」を忘れないで
素直に生きていきたい。

最後に。自分にも言い聞かせながら動画と共にこの一言を。

「傍観者であるな、当事者であれ」

youtu.be



【挑戦してみた】初めての東北へのヒッチハイクVol.3

どうも、りくまるぼーいことサイレントテコキングです。

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ようやく進みだした、気仙沼への旅路の記事はこちら↓ 

shippai-chousen.hatenablog.com

 

さて、3時間の仮眠をとり目覚め、眠たい目をこすりながら次の目的地に向かおうと腰をあげ昨日頂いたお金で支払いを済ませ、感謝しながら次への行き方を探ります。今回の旅で何がきついかといえば、「寒さ」と「速度制限」の2つです。
 
特に速度制限にはやられました。次の目的地への行き方を調べるために表示するGoogle mapも表示が遅いわで大変でしたね。はい。
 
さて、当初は仙台から気仙沼まで約100キロの道のりを2日掛けて歩いて行こうかと考えていた僕ですが、東北の寒さと疲労からくる体調不良により断念しました。でも、電車などの公共交通機関を使わずに気仙沼へ辿り着きたい僕はヒッチハイクという道を選びました。
 
ヒッチハイクへのポイントが初めての土地だと全く分からず、速度制限でググることも出来ないともなれば必死の思いで開いてくれたGoogle mapを頼りにそれらしき場所を見つけます。
 
今回、僕が見つけた場所は仙台駅から徒歩1時間半のこちらの『仙台東IC』

 
 そして目指すべき場所は、目的地である気仙沼市の手前にある南三陸町です。この南三陸町東日本大震災をテレビなどで取り上げる際によく映されていた防災庁舎がある地です。自分の命を顧みずに最後まで命がけで避難を呼びかけていた町職員の方々には本当に頭が下がります。心からご冥府をお祈りいたします。
 

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 Google mapで必死の思いで見つけた高速の入り口付近で「南三陸町」と書いたボードを上げ続けること20分。

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「おーい。兄ちゃん。乗ってけやー」
 
車の台数自体がそんなに多いところでは無かったのでどうなるかと思いましたが、無事にヒッチハイクすることが出来ました。乗せていただいたのは菅野さんご家族。ちょうど僕が目指していた南三陸町にある「学びの宿いりやど」の付近に住んでらっしゃるということでそこまで乗せて行ってくれることに。
 
 
1時間半程度で目的地の「いりやど」まで着き、お写真をパシャり。
 
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ここまで乗せていただいたお礼を言い、お別れという時に菅野さんから「夜時間あるならうちの家でお茶でもどうよ?」と誘っていただき、即答で「行きます!」と返事。いりやどでの用事を済ませた後に菅野さん宅にお邪魔することを約束して一旦お別れ。
 
今回、いりやどに来たのはturtlinkという高齢者へ向けたサービスの一環として活動的なシニア層の方への取材をさせていただくためです。いりやどの方から『そばカフェ風庵』の栗原さんご夫妻や『南三陸町文化財保護委員』の後藤さんを紹介していただき、取材をさせてもらいました。

※Turtlinkは私情により3月末をもちまして抜けることとなりました、取材等にご協力いただいた皆様本当に有難うございました。また、僕の取材に対する準備不足もあり掲載することが出来なかったこと深くお詫び申し上げます。引き続き代表の石川を有するturtlinkの活動へのご協力をお願い致します。

www.m-kankou.jp


www.m-kankou.jp

 
 取材をさせていただくという所用も終えたところで、早速お誘いいただいた菅野さん宅へ。息子さんご夫婦といわゆる2世帯住宅のような感じで住んでいてそこには可愛らしいお孫さん達も。

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「兄ちゃん、晩飯まだなら食べて行きなよ!」ということで、こんな豪勢な晩御飯をいただきました。

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まさにおふくろのような、母ちゃんありがとうと言いたくなるような味。うまい、うますぎる。
 
菅野さんご家族と団欒すること約4時間。お孫さんと一緒に遊んだり、震災のお話やお勤めされてるご職業のお話などあっという間に時間が過ぎて行きました。特に話の中で印象に残ったのは、東日本大震災を経験した被災者の多くの方が自衛隊に対して本当に感謝をしているということです。災害があった時に自衛隊の方が来て救助をするというのは自衛隊の仕事であるし、ごく普通の当たり前のこととして捉えてしまいそうですが、被災者の方たちにとってそれは当たり前のことではなく希望の光とも言えるものだったみたいです。自衛隊が行った救助活動やインフラの整備、炊き出しなど本当に感謝の連続だったと菅野さんご家族は話してくれました。

別れ際には、気温の割に薄着だった僕のことを心配してくれて上から羽織る作業用のアウターを探し出してプレゼントしまで。本当にここの人たちはどれだけ温かいんだと感動しきりの1日でした。
 
今日もまた素敵な出会いがたくさん。僕も他人に対して優しさ、温かさを与えられる人間になりたいもんだなー。
 
 
〜今日のまとめ〜
・速度制限はつらい
・東北の寒さは身にしみる
・仙台でヒッチハイクするなら仙台東IC
・turtlinkの目指す世界
自衛隊への感謝
・人の温かさは身にしみる
 
 
 
 

【挑戦してみた】初めての東北へのヒッチハイクvol.2

どうも、服装が引越し屋さんのりくまるぼーいことサイレントてこキングです。
いつ恋をみている方にはきっと理解をしてもらえるでしょう。


前日は失敗におわった東北へのヒッチハイク

 前回の記事はこちら↓

shippai-chousen.hatenablog.com

 
僕はどこがベストなのか考えに考えました。

過去のヒッチハイカーのブログを遡ること1時間。
ベストに近い場所を見つけました。どこか‥それは埼玉県にある蓮田SA』

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→JR蓮田駅から徒歩35分
ここならSA内に徒歩で入ることが出来るし、東北道へまっしぐらです。
 
東北へのヒッチハイクは是非蓮田SA』で!
※間違っても用賀とか行かないように。用賀はあくまで関西方面へのヒッチハイク専用です。
 
いよいよ始まる東北への旅路。
蓮田から近い大きなSAである『佐野SA』を掲げて待つこと30分
 
ついに待ち望んでいた瞬間が。
キターーーーー(°_°)ーーーーー!!
 
拾ってくれたのは奥津さんご夫婦。神奈川県から福島県会津に向かう途中だったみたいで、息子さんのお話や体育教師として勤務していた当時のお話など会話を楽しみながらあっという間に『那須高原SA』。ここで一緒にパシャりとお写真。
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本当に仲睦まじいご夫婦でほっこり。乗せていただきありがとうございました!
 
さて、大きいSAである那須高原。この時期の平日ということも相まって車の台数がめっちゃ少ない。ここで宿泊することも覚悟しながら『仙台』と書いたボードを持って立つこと30分。。。
 
キターーーーー(°_°)ーーーーー!!
 
埼玉から仙台に向かう途中の山田さんたちに拾ってもらいました。ご家族で経営されてる企業のお話など仙台までへの2時間ずっと止まることなく刺激的な会話をさせてもらいました。ぜひ今度またお会いしたいです!
 
仙台のホテルに泊まるということでそこの駐車場でお別れし、お写真をパリャリ。
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ついにきました、東北の都『仙台』
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来ただけなのになぜかもうテンションが上がりまくり。
 
でも、重大なことに気づきました。宿がない!!
 
考えること0.5秒。
『そうだ。泊めさせてもらおう。』
 
さっそくボードに書き書き。完成。
楽天田尾監督と共に。
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こちらのボードを持って仙台駅のど真ん中で立ちました。不思議そうな、可哀想な目で見てくるみんなからの視線に羞恥心で爆発しそうになるのを必死で抑えながら。
 
すると、1人のおじいちゃんが近寄って来て。『あらー、あんた宿ないのー。困るでないの。ほらお金あげるからどっか泊まりなよー。』と手のひらにのったお金2000円。こんな見ず知らずに2000円って、、どんだけ優しいんですか。
 
続いて僕と同じ大学4年生の酒井くん。彼からは1000円が。これから東京に入社前研修に向かう途中だったみたいで『ヒッチハイクに憧れている』ということで応援の意味を込めてお金をくださったみたい。今度ぜひ一緒にやりましょう!
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そして、現在復興作業に従事しており次の現場まで間が空くのでお家に戻る途中だったという川口さんからも1000円が。
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鼻に血まみれのティッシュを突っ込んだ姿でこちらに来た時はビビりましたが、立ち話を1時間程度しました。震災当時に津波に流されたらしいですが、奇跡的に助かったと話をされていました。当時の被災地のお写真も見せてもらいましたが、言葉が出ないくらい悲惨な状況。震災当時は津波での被害はもちろんのことそのあとも大変な状況だったらしく略奪が発生し、被災したお店や家の商品や金庫のお金等が次々と盗られていったようです。メディアではあまり取り上げられていない悲しい現実ですが、被災して混乱しているところに漬け込んでこのような事件が起こっていたことも事実だったようです。
  
川口さんと別れて再び立っていると4人組の男女が現れ「兄ちゃん、あんた何してんの?おばちゃんがおごってあげるから飲みに行こうよ!」とお誘い。朝の5時まで飲みに連れて行ってもらいました。年上の方たちだと思ってたら話を聞いてみるとみんな20歳の専門学校の学生だったらしく23歳の僕よりも年下で左から「ささ、ゆか、てっちゃん、りな」
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20歳の子たちに「MA-1を脱ぐとナダルじゃん!」っていじられる23歳。20歳の子たちに全額出してもらう23歳。新鮮な出会いをありがとう!東京に来た際には美味しいご飯に連れて行きます!

いつものように生活をしていたら味わうことができないような人の優しさに触れ合うことができ、普通に生活していたら会うこともなかったかもしれない方にも会えてその方たちの人生体験だったりの話を聞くことができる。また、自分のこれまでの人生経験を相手の方に話をして「ユアサリク」という1人の人間について知ってもらうことができる。なによりこうした新鮮な出会いがあることもヒッチハイクや1人旅の良さだと改めて実感しながら、満喫に向かい3時間の眠りにつきました。

つづく


〜今日のまとめ〜

・東京から東北へのヒッチハイクは『蓮田SA』がベスト
・東北の人の優しさは化けもん級
被災地の取り上げられていない現状
ヒッチハイクや一人旅に欠かせない新鮮な出会い
・年の差なんて関係ない人類皆友達
・服装が引越し屋さん
・MA-1を脱ぐとナダル

以上

次回、初めての東北へのヒッチハイクvol.3

【挑戦してみた】初めての東北へのヒッチハイクvol.1

 どうもりくまるぼーいことサイレントテコキングです。

 

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今回は、初めての東北方面へのヒッチハイクVol.1です。これまでアメリカ・関西方面へのヒッチハイクは経験済みなのですが、東北方面へは童貞だったので挑戦してみることにしました。
最終目的地は宮城県の『気仙沼』で、3月11日に気仙沼inということ以外は何も決めていません、5年前に訪れた気仙沼が5年という歳月を経て何が変化して何が変化していないのかを自分の目で見て感じてみたくて訪れることにしました。

 

※REDBULLの企画は引越し等々の都合もあり延期しました。 

shippai-chousen.hatenablog.com

 

 関西方面へのヒッチハイクをする際はヒッチハイカーの聖地である『用賀のマクド前』から始めればいいわけですが、東北は勝手が違います。

matome.naver.jp

 

『わざわざ自宅から遠い用賀に行かなくても自宅の近くからやればいいんやん』と思い立ったので自宅近くの一般道からヒッチハイクを初めてみることにしました。

 

さて3月7日の天気はどうたったでしょう?

みなさんお分かりですね。そう、大雨です。

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大雨の中、一般道の脇に傘を持ってヒッチハイクボードを掲げた金髪の背の高い男が立っているわけです。

 

ニコニコして待ってみましたが、、ドライバーの皆さま総シカト。やってくれます。

 

ヒッチハイクをしている僕を遮るような位置に車を停めた方がいて『これは乗せてもらえる!』と期待に胸を膨らませましたが、車から下りて僕の存在シカトでどっか行きました。

 

シカトされるのって辛いですね。

総シカトしたドライバーの皆さまには『いじめかっこわるい』この一言を伝えたいです。

 

さてさて、大雨の中のヒッチハイク2時間ほどして背負っているリュックもビチャビチャに濡れてしまったので

 

ビチャビチャに濡れてしまったので

ビチャビチャに濡れて、、

 

はい。黙ります。

 

ということで心も折れて一旦我が家に帰って昼食を摂ることにしました。この日の昼食は納豆とウインナー4本という朝食並みの昼食でした。

 

お昼も食べてさてもう1度頑張ろうと思いますが、1度折れた心は中々立ち上がりません。眠気も襲ってきました。

 

心の中で叫びます。

『立て!立つんだりく!』

~~10分後~~

『勃て!勃つんだりく!』

 

いつの間にか『ぬきスト』を見てました。

www.nukistream.com ←僕のおすすめサイトです、というかこれしか知りません。

 

 さて、男としての大事な用事も終えたところでもう1度ヒッチハイクを行うことを決めました。

 

雨も小降りになってます。

 

『一般道はダメだ。やはりヒッチハイカーの聖地用賀にいこう』ということ1時間かけて用賀にやってきました。

 

関西方面へのヒッチハイクマクド前と決まっていますが、実際に用賀にやってきて致命的なことに気づきました。

 

『東北方面へヒッチハイクできるベストスポットが用賀にはない』と。ですが、後戻りは出来ませんので適当な場所を見つけてヒッチハイクボードを掲げて行います。

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ニコニコ

  

ブーン

 

ニコニコ

 

ブーン

 

~30分後~

 

ニコニコ

 

ブーン

 

~1時間後~

ニコッ

 

ブーン

~3時間後~

‥‥‥

 

ブーン

 

一向に停まってくれる気配がありません。

ついに笑顔も消え果てました。

 

テクテクと歩いてくる老女が僕に一言。

 

『こんなとこでやってても東北方面に行く人なんていないわよ』

 

この一言で即行で諦めて自宅に帰ることにしましたとさ。

 

作戦練り直して出直します。

 

 

~今日のポイント~

 

・関西方面へのヒッチハイクには用賀のマクド

・東北へのヒッチハイクに用賀は向かない

・勃て!勃つんだりく!

・いじめかっこわるい

・諦めも大事

 

以上

次回、初めての東北へのヒッチハイクVol.2につづく。

【バレンタイン早慶戦の人に聞いてみた】「親父の夢を叶える」早稲田を愛する男、室田和彦とは!?

今回は「早稲田愛」の塊とも言える早稲田精神高揚会の「室田和彦」くんへのインタビューです!

プロフィール  

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twitter.com

 

(話し手:室田くん 聞き手:りく)


りく:簡単な自己紹介をお願いします。

 

室田くん:早稲田大学社会学部1年の室田と申します。大学では「早稲田精神高揚会」っていうサークルに入って普段から学ランで過ごしています。

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りく:バレンタイン早慶戦に参加してみてどうでしたか?

www.aikatorisu.net

 

室田くん:ミスター慶応って言っても普通だろ、別に大したことないだろって思っていたんですけど「こばひろさん」が現れた時に身長高くてスタイル良いし、イケメンでビビりましたね。勝負している時のチョコの質が全然違っていてコバヒロくんは本命みたいなチョコばかり貰っていて。(笑)数では勝って質では負けてしまったってやつですね。あと正直、参加する前は全然乗り気じゃなかったんですけど結果的にはすごい楽しかったですし、女の子もデートに誘えましたし参加できて良かったなって思いますね。デートした結果‥ダメだったんですけどね。(笑)

twitter.com

 

りく:ダメだったんだね(笑)話は変わって、現在の目標や活動について教えてもらえるかな?

 

室田くん:現在、僕は早稲田精神高揚会っていうサークルに入っているんですが毎年恒例のイベントとして「本庄~早稲田100キロハイク」っていうのがあって今年で54回目のイベントになるんですけども、そのイベントに数多くの方に参加していただいて来年、再来年‥もっと長く続けていくっていうことが現在の目標ですかね。

matome.naver.jp


りく:どういうきっかけで「早稲田精神高揚会」ってサークルに入ろうと思ったのかな?

 

室田くん:うちのサークルはご覧になってもらってるように普段学ランを着て色んなイベントを打ったり、色んなイベントに参加したりしているサークルなんですけども、早稲田の学風というか「早稲田はこういうものだ」みたいなことを外にアピールしていくサークルだったので「早稲田愛」を感じて加入することを決めましたね。

 

りく:「早稲田愛」がすごいんだね。(笑)ちなみに学生時代(早稲田入学以前)はどういうことをやっていたの?

 

室田くん:そうですね。一昨年の2014年は別の大学に通っていたんですよ。元々早稲田に入りたかったんですけど、その当時は入学できなくて。でも別の大学に入学してからも早稲田に入りたいという夢は諦めきれなかったので、仮面浪人をしながら以前の大学に通って大学の勉強もしつつ早稲田の勉強もしつつみたいな感じでやって早稲田に入学したわけなんですよ。そこで、色々と学んだというか‥とにかく小さい頃から早稲田に入学したい気持ちは振れずにやってきた甲斐もあって早稲田に入れて楽しんでいるという感じですね。

 

りく:そうだったんですね。でも‥インタビューする前の雑談で東大に入りたかったって言ってた気がするけど‥(笑)

 

室田くん:うっっ‥あれは全部嘘です、嘘。忘れてください。(笑)改めて言いますが、僕は「早稲田愛」が強いんです。だから早稲田に入学したんです!

 

りく:信じます。(笑)仮面浪人しながらの受験勉強って大変じゃなかった?

 

室田くん:大変でしたね。大学の授業終わったら図書館に篭って勉強してっていうのを毎日繰り返していましたね。でも、結局前期からは大学に行かなくなっちゃって後期からは朝から晩まで図書館に篭って勉強して寝て起きたらまた勉強するみたいな生活を繰り返してましたね。寝る時間も惜しかったので頭を壁に叩きつけながら勉強をするってことをしていましたね。血が出るときもありましたけどぶつけすぎて。(笑)

 

りく:血が出るって引く‥っごめん、なんでもない。(笑)早稲田に入学したい意欲が半端ないね!大学に入学すると周囲は「遊ぶぜうぇーい」的な雰囲気があると思うんやけど、それえでも自分を振らさずに流されないで頑張れたのは「早稲田愛」が強かったからなのかな?

 

室田くん:まず一つの要因としてそれはありますね。他の要因は、そこの大学が嫌だったっていうマイナス要素もあるのかなって。そこの大学にいてもどうしようもないかなって僕は思っちゃったんで。この2つの要因で周囲に流されずに頑張れたのかなって思いますね。

 

りく:もう1つ聞きたいんだけど、それだけの早稲田愛があったにも関わらず現役受験生(高校3年生)のときに早稲田に入学失敗したのはなんでなのかな?

 

室田くん:これまたややこしい話になってしまうんですけど(笑)

 

りく:聞いて大丈夫なやつかな?(笑)

 

室田くん:聞いて大丈夫なやつなんですけどね。(笑)現役の頃は早稲田をそもそも受けていないんですよ。(爆)その‥なんだろうな。面倒くさい話なんですけど‥もともと 僕の親父が早稲田に入りたい人だったんですけど入れなかったんですよ。僕は親父のことをすごい尊敬していて、親父が入れなかった早稲田に入るんだってことを小さい頃は思ってたんですけど小さい頃~高校3年生までの空白の期間に早稲田への思いが消えてしまっていて、現役の頃は早稲田を受けてすらなかったんですよね。それで、違う大学に入って「やっぱり早稲田に入りたいわ」って急にふと思ったんですね。そう思ってから1年間一心不乱に親父の夢を叶えるためにも勉強を頑張ってやったって感じですね。

 

りく:そういうことだったんだね‥親父の夢‥でも、現役で受けろよ。(笑)

室田くん:うっ‥。

りく:(笑)話は変わりますが、これまでの人生での挫折経験や失敗経験を教えてください。

 

室田くん:挫折経験‥失敗経験‥。

 

りく:順風満帆な人生だった?

 

室田くん:いや、そんなことはなくて失敗ばかりの人生ですけど、うーん。あっ、1つパッと思い浮かんだのが高校を卒業して大学入ってから初めて女の子に告白されたんですよ。それで、その時期は仮面浪人して早稲田を目指すつもりだったので「仮面浪人をするから付き合えない!」って言ったんですよ。そしたら相手が1年待つって言ってくれたので、その言葉を信じて受験が終えて早稲田に合格してからその子に連絡をしたらその子には既に彼氏がいたっていう。(笑)告白された時に時に付き合えば良かったなっていう失敗経験ですかね。(笑)大したものじゃなくてすいません。

 

りく:全然大丈夫だし、失恋も大きな経験だと思うから。ちなみに失恋した当時って心に傷は負ってた?

 

室田くん:傷は負ってましたね。

 

りく:そこからはどうやって立ち直ったのかな?

 

室田くん:そこからはもう早稲田での学生生活の楽しさっていうのを経験してからは、当時付き合わずに一心不乱に勉強をしたから合格できたし今の未来があるんだなって切り替えましたね。もし、そこで欲望に負けていたら早稲田には入れていないんだろうなって思いますね。

 

りく:当時付き合えなかった彼女へ何か一言どうぞ。

 

室田くん:逃した魚はデカイぞ、ざまぁ!と言ってやりたいですね。(笑)

 

りく:最後に失敗を恐れて挑戦できない若者に対して一言をお願いします。

 

室田くん:楽しいって思うこと、未来の楽しいにつながることだけを考えて行動すればいいと思います。今楽しいと思えることが未来の楽しいに繋がることを最優先してやるべきかなって思いますね。それは勉強にしてもなんでも未来の楽しさに繋がるって思ってやれば楽しくなって乗り越えられると思うのでそこを意識してやってほしいですね!

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※バレンタイン早慶戦を振り返っての早慶ツーショット


告知情報

早稲田精神昂揚会…早稲田精神昂揚会は早稲田大学公認サークルで、様々な活動を通じて自己の成長を図っています。早稲田精神昂揚会の活動領域は大きく分けて3つあります。第1に『本庄~早稲田100キロハイクの主催』、第2に『春夏合宿を通して全国を闊歩』、第3に『各種イベントの企画や参加』です。

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本庄〜早稲田100キロハイク…本庄〜早稲田100キロハイクは毎年5月中旬に行われ、今年で54回を迎える早稲田大学の伝統行事です。春の早慶野球戦と早稲田祭に並ぶ早稲田三大イベントの1つに数えられます。例年、1500人近くの学生が参加します。4月から募集を始め、一般の方も参加可能ですので詳細はHPとTwitterをご確認ください。
HP→鋭意作成中
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編集後記

急遽開催した「バレンタイン早慶戦」に参加してもらった際も学ランだった室田くん。インタビューの際も学ランできたことに驚きを隠せず、「なんで学ランなの?」と聞くと「これが俺の私服っす」と表情一つ変えずにクールな顔を決めていました。学ランが私服?これが彼の言う「早稲田愛」なのかとヒシヒシと感じさせられました。

また、「バレンタイン早慶戦」をうまく利用して女の子とデートをするなどアクティブな行動を見せてくれ楽しませくれました。次は失敗しないようにうまくやろうな。(笑)

早稲田精神高揚会を愛する室田くんの今後の「早稲田愛」「恋愛」の動向に注目ですね!!

今回はインタビューを引き受けてくれてありがとうございました!
今後のご活躍も期待しています。


インタビュアー:りく
文責:りく

【話題の人に聞いてみた】「本音を、生きる。」藤井みのりとは!?(後編)

今回は、「本音を、生きる」をコンセプトにコンサル等を行い、ご活躍されている藤井みのりさんへのインタビュー前編です。

プロフィール


津田塾大学卒業後、大手金融会社を4日で退社、独立。「本音を、生きる。」をコンセプトに、ブログを綴る傍ら、グループセッションやコンサルを全国で行う。

パートナーのヒデアキと歩いて日本を縦断:婚前道中膝栗毛(2014.9~2015.8)を終了。

呼んでいただければ基本的にどこでも伺います。ワークショップ・お話会、
イベント出演や執筆などは以下までお気軽にご連絡ください!

lovecreator.minori@gmail.com
090-2912-3359

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twitter.com

sexrecipe.hatenablog.com



(話し手:みのりさん 聞き手:りく)



りく:ところで、みのりさんの人生の中での挫折経験や失敗経験ってどういたものがありますか?

 

みのりさん:死ぬほどありますね。(笑)私の場合は親が厳しくて、初めて親に逆らってというか親がOKしないところに就活スタートした頃の大学3年生の春休みに家出をして「沖縄のエコビレッジで農業する」という企画に参加出来る機会があって、親が賛同してくれないから家出してこっそり行こうとしたんですけど、出発直前で親にばれて羽田空港の中を逃走中みたいな。沖縄に行けたのはいいものの親が警察に連絡してて警察に捕まって親が沖縄まで飛んでくるみたいなのがあって、それが第1の失敗かなって思いますね。

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りく:お話を聞いていて、みのりさんの両親って厳しいじゃないですか?固すぎる環境に囲まれていたのによく塞ぎ込まなかったなって思うんですけど。

 

みのりさん:親が原因で鬱だったんでしょうね(笑)どんなに私がしたくないことでもそれをしなきゃ親が悲しむからしなくちゃいけない。最終的に「私は結局生まれてこなければ良かった」みたいになってしまって相当落ち込んだし、相当色んな人に助けてもらってたんですけどね。親の枠を越えようとして潰されて越えようとして潰されてっていうのが何度もあって、その度にちょっとずつ強くなっていったんだろうなって思いますけど。家出が出来たから次はこれ!みたいな。

 

りく:みのりさんが親の枠を超えられたいちば要因は何だったんですかね?

 

みのりさん:旅で一昨年の夏までヒデアキと鹿児島から北海道まで歩いて縦断した旅(婚前道中膝栗毛)で、旅中にテレビ出たことがきっかけで電話越しに親と喧嘩をやって、この時に電話で親から捲し立てられて初めて「いいから私の話を1回聞けよ!」って電話越しに言えて。この時に「この20数年間この一言すら親に言えなかったんだな」って思って。その時に凄い嬉しくて、親への罵詈雑言を散々吐き出しまくって。その時に「嫌う」って大事だなって思って。親でも何でも好き嫌いって絶対あって、「嫌いであること=愛がない」っていうことではないし、「嫌いであること=駄目なこと」でもないし。親からの愛は1秒でも私は疑ったことがないし生まれてからすごい愛を注いでもらったのも分かるけど、でも親子だけど1人の人間として絶対的にここは嫌いだって部分はあるし、もちろん好きな部分もあるけどね。

hizakurige8.wix.com


どうしても子供だから親のことを好きでいないといけないと思うとすごい苦しかったんだけど、嫌い抜いたらちゃんと好きになれたっていうね。振り切らないと絶対に反対に振り切れないから。「今まで生んでくれてありがとう」とか定番のように言うじゃないですか、親に言いましょうみたいな。私も散々言ってきたけど、全く好きになれなくてそれは逆効果だったなと思って。(笑)

 

りく:表面上だけで言っていて本心から言えてないみたいな感じですか。

 

みのりさん:そんなことは別に教えられてなくたって日頃から思ってるなら言えるし、「親に感謝しましょう」って言われたから言ってみるっていうのは違ったなと思って。嫌い抜くって大事で、それが本音は大事だなと思ったことのきっかけの1つで大きかったことですね。

 

りく:電話越しに初めて思っていることを吐き出した時って両親はどういう反応だったんですか?

 

みのりさん:電話してたのは母だったんですけど、多分びっくりしたとは思うんだけど私が電話越しに初めて本心を言えたって感動していたことまでは知らなかったじゃないかな。恐らく親にとっては、電話で反抗してきたってことがそんなに大きいことだと思っていないと思う。親には私がずっと本音を言えなかったこの20何年間の苦しみというのは分からないし、親だからっていっても他人だからね。

 

りく:その時をきっかけにして両親が変わったというよりは自分自身が変われたっていう感じなんですかね?

 

みのりさん:まず自分の心境が変わって、旅中も親との約束を破りはじめて。それで旅が終わってから実家に帰ったら今までと全然違っていて親が。なんか今までだったら「あんたこれからどうするの?」とか散々言ってくるのにあまり言ってこなくて。その時はすごい仲良く出来て。別に何かを変えたというわけではないんですけど、私自身が「親のことを嫌いだった」って吹っ切れてから逆にすごい仲良くなれたんですよね。その関係は私がずっと望んでたものなんですよ、親と仲良くなりたいっていうのは。だから、親のことを好きになれないんだったら徹底的に嫌い抜けて言ってるんですよ。

 

りく:親のことをきちんと嫌いになれたからこそ好きになれた、そういう経験からも現在の「本音を生きる」というのを教えてあげてるという感じですか?

 

みのりさん:そうですね。私が経験してるから、そこに全く私自身は疑いを持っていないですね。もし、他の人がそれを正しくないといっても「正しい正しくないっていう問題じゃねーよ!」って、私の経験はそうだったからそれが正しくなくても真実ではあるからね。

 

りく:実際にみのりさんのセッションを受けている受講生の方はどのような変化が起こっていますか?

 

みのりさん:こないだ泣きかけたのが、1人の娘さんがいるママがいて。オンライン上でやり取りをしているので、まだそのお客さんには会えていないですけどそのお母さんから「私決めました!」っていう連絡が最近あって。不妊治療の1つで受精卵を凍らして保存しておくっていうのがあるんですけど、本当に赤ちゃんが出来なかったら凍らせておいた受精卵を人工的に子宮に収めて子供を産むみたいな。それで、受精卵を保存しておくために高い更新料を支払って更新するかどうかを毎年決めなきゃいけなくて、それをずっと更新してきたらしくて今まで。というのも娘が1人しかいなかったから1人っ子は可哀想だし、周りからも可哀想って言われるし、それに子供ができない自分は女として駄目だみたいな思いがずっとあったらしくて。

その話自体は、今まで聞いてなかったんですよ。それで今までずっと更新を行なってきたけど、私とのセッションをきっかけに本音で行動できるようになってきて、最初は行きたくない友達からの誘いを断るみたいな簡単なレベルからはじめていって。それで、ある時に「受精卵を更新しますか?」って問われた時に自分の中で違和感が生まれたらしくて、「私はなんで受精卵を更新したいんだろう」って改めて考えたら子供が出来ない自分は駄目だとか、「1人っ子可哀想ね」って言われたくないとかそんな理由で受精卵をずっと凍らせてきたんだみたいな。子供が欲しいじゃなくて自分の体裁のためにやってきたんだってことに気づいて、結局彼女は更新しないことを選んだみたいで。色んなお母さんの不妊とか苦悩とかそういう話を聞いていたからその決断をしたって聞いたときに彼女の決意に熱いものがこみ上げてきて。

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りく:本当に勇気のある決断だし、ものすごい変化ですよね!そのお母さんってみのりさんのブログを見てセッションに申し込んだって感じですか?

 

みのりさん:そう。ブログをみて、30日間のやつに申し込んでくれて初期のメンバーだったんですよね、去年の11月とかの。彼女なりにセッションが終わった後も日常生活で「本音で生きる」ってことをやってくれてて、その延長で今回の決断をしてくれたんだなっと思って。来月ようやくそのお母さんに会えるんですけどそれがすごい楽しみです!

 

りく:それはすごい楽しみですね!最後の質問になると思うんですが、失敗を恐れて挑戦できない若者へのメッセージをお願いします。

 

みのりさん:「苦しい」ってことは、きっと何かを偽って生きていて本音を出して生きていないってこと。さっきも学生の子から「インターンやってて本音でやれないことがすごく苦しい」っていうメッセージをもらっていて、例えば、好きな服を着ていったら怒られたみたいなそんな小さなことでもすごい苦しいじゃないですか、スーツ着るとか本当に無理って私も思ってたし。本音で生きたいと思うなら本音で生きている人に会いに行くこと。本音で生きている人と一緒に生きるしか本音で生きれないから、それだけを伝えたいかな。

 

りく:自分を偽って生きているという違和感があるんだったら本音で生きている人に実際に会いに行く。なるほど。

 

みのりさん:本当にそれしかない。(本音で生きるために必要なら)全部投げ出してもいいし、学校だって行かなくてもいいし、就活だって就職だってしなくたっていい。そんな簡単に死なないから。自分の本音を毎回殺していることの方がよっぽど死んでるんだよって言いたい。

 

りく:例えば、会いたい人がいたとしても足が竦んで実際に行動に移せないみたいな子もいると思うんですけど、そういうのはどうやって改善していけばいいと思いますか?

 

みのりさん:未来のことを考えるから足が竦むと思うんですよ。相手に嫌われるれるかもしれないみたいな。だから、未来の自分に全部託していい、責任を押し付けていい。だって現在の自分より未来の自分のほうが(人間として)深いし広いじゃないですか?世界のことも過去の自分より知ってるし。幼稚園の頃の夢って「ウルトラマンになりたい」とかだったりするわけじゃないですか、でも現在の自分はウルトラマン以外の選択肢も知っているわけですよ。だから、そのときに初心貫徹しなくちゃいけないと思ってウルトラマンっていう夢を意地になって貫くのもおかしいしね。だから、今のことだけを考えて動けばいいし、絶対にどうにかなるから未来と他人を考えないでほしい。意外と未来と他人を考えちゃうとリスクばっかりにしか目がいかないから、そこを考えずにとりあえず行動してみてほしいかな。

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編集後記

以前、カヤノヒデアキさんにインタビューした際に紹介してもらったことがきっかけで実現した今回のインタビュー。みのりさんとのインタビューを通して「本音で生きる」ことの大切さを学ばせていただきました。

親という枠にがんじがらめになってしまって身動きが取れなくて自分を苦しめてしまっている方にとって「親であっても嫌いなら嫌い抜いていい」という新たな概念は救いになるのではないかと思います。

また「自分の本音を殺して生きているほうがよっぽど死んでいる」この言葉は、僕自身にも非常に突き刺さる言葉であり、もっと自分勝手に生きてみようと思いました。自分の本音に従った行動を選択しながら生きていこうと思います!

インタビューを引き受けてくださりありがとうございました!


インタビュアー:りく
文責:りく

【話題の人に聞いてみた】「本音を、生きる。」藤井みのりとは!?(前編)

今回は、「本音を、生きる」をコンセプトにコンサル等を行い、ご活躍されている藤井みのりさんへのインタビュー前編です。


プロフィール


津田塾大学卒業後、大手金融会社を4日で退社、独立。「本音を、生きる。」をコンセプトに、ブログを綴る傍ら、グループセッションやコンサルを全国で行う。

パートナーのヒデアキと歩いて日本を縦断:婚前道中膝栗毛(2014.9~2015.8)を終了。

呼んでいただければ基本的にどこでも伺います。ワークショップ・お話会、
イベント出演や執筆などは以下までお気軽にご連絡ください!

lovecreator.minori@gmail.com
090-2912-3359

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twitter.com

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(話し手:みのりさん 聞き手:りく)


りく:まず簡単な自己紹介をお願いいたします。


みのりさん:自己紹介いつも困るんですけど、肩書きがないから。強いて言うなら「セックスレシピの作り方」というブログを書いてる「藤井みのり」です。ブログで発信していって、そこからイベントやったり、悩んでいる人に私のメッセージ性でもある「いつも本音を生きること」をベースにカウンセリングやコンサルティングをその人に合わせてやったりしています。

 

りく:現在の目標や活動について教えてください。

 

みのりさん:目標はないです。活動は本当に全然プランも考えないので、まだ1ヶ月先までしか決まってないですけど、月に何回か講演とかお話会などのイベントをやっているのと、今月は、お客様と30日間一緒に毎日のワークを通して自分の本音を掘り下げていって行動に移していくってことをやっていますね。例えば、飲み会に誘われて本当は行きたくないのに、断るのは勇気がいるし相手に嫌われるかもしれないと思って行ってしまっていると。でも、「行きたくないなら行かない」っていう本音に沿った選択をするっていう小さなことから行動をコツコツと変えていって、それを継続してやっていく。すると、30日間だけでも私が驚くくらいの変化をしてくれるお客様もいますね。最近コンサルの方にも力を入れ始めて、まだ試作段階なんですけど「50日間で自分の本音を生きることでお金を稼いでいく」っていうのを今月からスタートしてみました。これからどうなっていくか分からないですけど、このような活動を現在は主に行っていますね。

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りく:そういう活動を行おうと思ったのは何故ですか?

 

みのりさん:最初は強いて言うならセックスカウンセラーのようなことをやっていて。だから、ブログの記事も性のことばっかり書いてて、性に悩む女性のためにこうしたらいいよとか、そんな男さっさと捨ててしまえみたいなことを散々書いてたんだけど色々と相談を受けていくうちに「性」の悩みはあくまで表面上だってことに気づいて。例えばよくある相談でセックスの行為が痛いというのがあって、それって「痛い」ってこと自体が問題なのではなくて「痛い」って彼氏に言えないことが問題なんですよね。


なんで彼氏に「痛い」って言えないんだろうって考えた時に、「彼氏に嫌われるのが怖い」とか「女の子がそういうことを言ってはいけない」とかそういう理由で本音を言わないみたいな。そうすると「痛い」こと自体は全然表面上の問題にしか過ぎなくて。それで、「なんで嫌われたくないんだろう」→「自分に自信がない」「なんで自分に自信がないんだろう?」みたいな感じで掘り下げて聞いていった時に結局本音を生きていたら「痛い」とかは小さな問題で、本音で生きていけば根本的な問題も無くなるんだなって気づいて。最初はただの性の悩みについて書いてたんですけど、現在は「本音を生きろ」みたいなことしか書いてないですね。ブログは「セックスレシピの作り方」っていうタイトルなのにほとんど性のことはもう書いてないっていう(笑)

 

りく:確かにブログを拝見させてもらったときに想像していた内容と違ってましたもん。(笑)なるほどそういう理由だったんですね。

 

みのりさん:そうそう。ブログを始めて初期のほうが性の話は多いかな。

 
りく:セックスカウンセラーのような活動を行い始めたのって、みのりさんの周りに性で悩んでる人がいて相談を持ちかけられる機会が多かったからなんですか?

 

みのりさん:そう。私がずっと女子校育ちなんですよ。中学、高校、大学と10年間ずっと女子校で育ってきてると、良い意味で女性の恥じらいみたいなのがなくなるんですよね。だから下ネタもガンガン言うし、性に対しての好奇心も半端なかったし。自分の中のセオリーみたいなのがあって、私にとってはセックスって死んでもいいって思える瞬間があるくらい幸せな行為なんですよね。そういう話を大学生の時に友達にしたら、びっくりされて「あんなの痛くて気持ち悪くて我慢しなくちゃいけなくて‥」みたいなことを言ってて。

その時にちょっと待てと、この違いは一体なんなんだってなって。私にとっては、友達がそういうことを言っていたのは衝撃的で「こんな幸せな行為に対して悩んでいる人がいるんだ」みたいな。そこからまずは、友達レベルから相談に乗っていたんですよ。そしたら徐々に「みのりはどうやらこういう相談が出来るらしい」みたいに広まって、ちょいちょい相談が来るようになりましたね。学生の終わりの頃からシェアハウスに住んでたんですけど、そこに3人女の子がいて、女の子みんなそれぞれ事情が違うけど「性」に対して悩んでいて。そこのシェアハウスに住んでる全員がすごい家族みたいに仲良くて、一緒に泣いたりとか悩みとかも打ち明けてたりしてたのに「性」に対しての悩みだけは誰一人として言わなくて。でも、一緒に住んでて随分経ってからある子がポロっと「今まで誰にも言ったことがないんだけど、みのりちゃんいつも下ネタとかオープンだし、そういう話をしてるから相談するね。あのね‥」って。その相談を聞いた時にこんなに女の子にとってこの話は言いづらいんだなって私は初めて気が付いて。その時からセックスカウンセラーのようなことをやってたんですよね。

 

りく:その時からブログもやり始めた感じですか?

 

みのりさん:今のブログを始めたのは割と最近なんですけど、その前はアメブロでやっていて。大学卒業して新卒で大手企業に入ったんですけど、それが嫌すぎて4日で辞めて。(笑)就職しないなら独立するしかないなと思ったけど、私には何のスキルもなくて1年以上物事も続いたことがないから部活とかも、いわゆる取り柄っていうのが本当に無くてどうしようってなって。何かあれば独立できるけど、資格とかもないし教免とかもないし‥。その時に唯一出来るのが「下ネタを話せる」みたいな感じで。(笑)それで、友人がセックスカウンセラーみたいなのを仕事にすればいいじゃんて言ってくれて。右も左も分からない状態だったんですけど、とりあえず始めようと思って、それで生きていこうみたいな感じになって。

 

りく:行動力すごいですね。

 

みのりさん:なんだろう。これをしたいっていうのがなくて、ずっとしたくないことから逃げる人生なんですよ。嫌なことを削ぎ落としていくタイプ。だから、夢がある人とか未だに羨ましいんですけどね。私には夢とかが本当に無いから絶対にしたくないことだけはしないようにしようみたいな感じで生きてきて。だから起業したかったというよりは就職したくなかっただけっていう。

 

りく:就職しない手段としてセックスカウンセラーという職業を独立の手段として選んだという感じですか?

 

みのりさん:そう、選ばざる終えなかったというか(笑)夢でもあればカッコイイんですけどね。本当になくて。

 

りく:なるほど。話は戻るんですけど、セックスの時に「痛い」こと自体が問題ではなくて「痛い」って言えないことが問題って言ってたじゃないですか。みのりさん自身は昔から相手に対して物事をはっきりと言えるタイプだったんですか?

 

みのりさん:私自身がはっきりと言えなかった過去があったから気付けたのかな。だから恋愛も途中までは本当に嫌われたくないし、嫉妬もすごいするし常に不安で。だから、嫌われないように振る舞おうみたいなことを自分がしていて、結果的に自分がつらくなって別れるみたいなパターンが多かったから。それで実際自分が、今の彼氏のヒデアキにちゃんと伝えるっていうことをしたらセックスだけじゃなくて全部がこんなに幸せでいいのかってくらい上手くいくから。なんかそれ(本音で伝える)しかないんだなっていう。

shippai-chousen.hatenablog.com

 

 

りく:そうだったんですね。話は変わりますが、学生時代のことをお伺いしたいんですが、どのような学生生活を送られていましたか?

 

みのりさん:中学、高校、大学は基本的にだいたい鬱(笑)なんでかって言うと夢が無かったので。夢が無い人にとって学校って憂鬱だと思うんですよ。進路とかも決められないから(笑)それで、2次元にずっと逃げてて‥逃げてっていうか2次元自体はずっと好きなんですけど今でも。高校は進学校だったので、大学は何の疑いもなく入ったんですよ、行くべきところみたいな感じだったから。それで大学入ればなんとかなるって思ってたんですけど、結果的になんとかならなくて1ヶ月で大学大嫌いになって行かなくなって。(笑)部活にも入ったけど、1年ぐらいであまり続かなくなって。それで大学1年生の終わりぐらいの頃は本気で鬱だったんですよ。大学行けない時とか何もないのに急に泣き出したりとかそういうことがいっぱいあって。それでこれはやばいみたいな感じになったんだけど、親が厳しすぎて鬱だなんてこと言えないから。その状態から脱するために始めたのがブログで。大学1年生の頃にブログを始めてなんかもっと輝いた世界で生きたいみたいなことを書いてたらそのブログを通じて現在の彼氏のヒデアキと出会った。

 

りく:ブログが出会いのきっかけだったんですね。

 

みのりさん:ヒデアキと出会ったのは6年くらい前かな。大学1年の終わりに彼が大学4年の時に私のブログにコメントをくれて。そしたら、同じイベントに行く機会があってそこで出会って友達になったんですよね。ヒデアキも同じように悩んで鬱になった時があって、そこから抜け出して一歩踏み出した頃だったから。それで、ヒデアキが「そういう状態なんだったらここに行ったほうがいいよ」って学生団体を紹介してくれて。その学生団体では今まで出会ったことのないような人たちにすごい出会って。その時に「こういう人たちといることが本当に楽しい!」って思って。だから、大学は最低限出席してD評価で通過して、ほとんど学生団体のほうに参加みたいな生活を送っていて。(笑)そこで初めて人生でこんな大人だったらなりたいみたいな人に出会って。それまでは大人になるまでに死にたいみたいな感じだったから。それで出会った素敵な方たちの中に起業家の方たちも結構いたから起業っていうのが選択肢の1つになったんだろうなって思うんだけどね。就職しなくても生きていけるってことを教えてもらって。

 

りく:出会った大人の方っていうのはバックパックウェディングのマサキさんですか?

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 みのりさん:そうそう。私がこんな人だったら大人になりたいって思った初めての人がマサキさん。

 

りく:その繋がりで色んな人に出会って、色んな生き方とかを見ていって、それでも一度は就活をして就職をするって決めたのは何でなんですか?

 

みのりさん:親に逆らえなくて(笑)

 

りく:そうだったんですね。(笑)

 

みのりさん:20歳くらいの時に渾身の思いで両親に手紙を書いているんですけど、全然通じなくて。就活辺りまで親の枠組みの中で、海外とか行ってたりもしたんですけどそれも親がOKを出す中でやってたから。親から離れてオーストラリア1ヶ月行ったりもしてたけど、立ち位置が全然変わらなくて。とにかく家系自体が固かったんですよね(笑)

(後編に続く!!)
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前編では、みのりさんが現在行っている活動やきっかけを中心にお話をお伺いしました。

セックスカウンセラーをしていて気づいた根本的な問題のお話は深いものがあり、「痛い」は表面的問題で「痛いって言えない」ことが根本的問題だと気付ける洞察力の深さに圧倒されました。


明日、配信予定の後編ではみのりさんの失敗経験や若者に送るメッセージなど盛りだくさんでお送りしますので、前編に引き続きご覧ください。乞うご期待!!


インタビュアー:りく
文責:りく